よくある質問

Q. BiPとは何ですか?
BiPの特徴や使うことで得られるメリットなどはこちらをご覧ください。BiP開発の経緯や他のバイオロギングデータを取り扱うプラットフォームとの違いについては以下の論文にまとめております。

渡辺伸一ほか15名(2023)学術情報:Biologging intelligent Platform(BiP)により実現する バイオロギングデータの共有と海洋の可視化. 日本生態学会誌 73(1):9-22. https://doi.org/10.18960/seitai.73.1_9

The English translated manuscript can be downloaded HERE

Q. BiPの基本的な使い方が知りたいのですが?
BiPの使い方をご覧ください。不明な場合はお問い合わせからご連絡ください。
Q. BiPへデータ登録がうまくできません。
BiPの使い方Info→ErrorInfoをご確認ください。Processing中にログインの認証が切れる場合があり、その場合にはErrorInfoに”Unauthorized error”と表示されます。その場合には、ページを再読み込みした後に再実行(SUBMIT)してください。再実行してもSuccessしない場合はお問い合わせから登録したデータの情報をご連絡ください。
Q. どのような機器のデータをBiPへ登録できますか?
BiPへ登録可能な機器リストをご覧ください。ノイズを除去するなど加工したデータやリストにない機器のデータを登録したい場合は、BiP標準フォーマットによる登録をご覧ください。
Q. 論文等で未公開のデータを登録したいのですが、公開する必要がありますか?
標準化(Standardize)した登録データは未公開(Private)として登録されます。Privateデータの場合、データのダウンロードはできませんが、登録したメタ情報とデータの概要はView Dataから誰もが閲覧可能です。そのままPrivateの状態で登録しておくことも可能ですが、その後、論文を公開後にデータを公開(Open)することができます。OpenしたファイルはCC-BYの規定によりクレジットを示して、誰もが自由に利用することができるようになります。
Q. 公開されたデータから必要な情報を見つけるにはどうしたらよいですか?
VIEW DATAまたはDOWNLOADのリストからFILTERS機能を使うことで、学名(Organism Species)や使用機器(Instrument Name)などで検索して情報を抽出することができます。
Q. 論文に掲載されたデータを探すにはどうしたらよいですか?
VIEW DATAまたはDOWNLOADのリストからFILTERS機能を使って、DOIの欄に論文のDOI等の掲載情報を入力することで論文内で使用したデータを一括して検索することができます。
Q. 機器を装着する前や動物から機器を取り外した後に記録された不要なデータを削除してから登録する必要がありますか?
標準化(Standardize)の際には機器の記録開始日時とともに機器の装着日時や脱落日時を入力して、不要なデータは自動で削除されます。不要なデータが含まれていても問題ありません。
Q. 個体情報を登録する際に、体重(kg)や体長(m)の単位を(gやcmなどに)変更することはできますか?
単位を変更することはできません。登録の際にはご注意をお願いします。
Q. 個体情報を誤って登録してしまいました。後から修正することは可能でしょうか?
個体情報(Organism)をEDITから修正することは可能です。ただし、すでに標準化(Standardize)してファイルを作成している場合は、誤った情報で登録されているので、個体情報を修正した後に、再度、Standardizeを行う必要があります。標準化したファイルについては、ファイル名や引用文献等の登録情報をEDITから修正することは可能です。
Q. 複数個体のデータをCSVファイルなどでまとめてアップロードして登録することは可能ですか?
4-2. Organism (個体情報)の入力作業は一個体ずつ行う必要がありますが、捕獲場所・捕獲時期が重複する場合は、CSVファイルでOrganisms_listを作成して一括して登録することも可能です。詳しくは、以下のページをご覧ください。
CSVファイルによるOrganismsの一括登録の手順
Q. BiPにはどのような解析機能がありますか?
現在、Standardizeしたデータをもとに海洋物理情報を算出する解析機能(Analysis)があります。必要なデータと出力されるデータの特徴についてはこちらをご覧ください。また、Raw Fileを取り込むためのデータ加工ツール(RawFile Analysis)があります。