8-2. generate_kml.py

GPSデータを元にGoogle Earthで表示できるKMLファイルを作成するプログラムです。

こちらのコードでは移動経路をTrackとして表示する基本的な機能を提供していますが、KMLファイルの生成に特化したPythonライブラリであるsimplekmlを使用することで、以下のような拡張機能を実現できます:

  • TrackデータとPointデータの統合表示: 各ポイントにタイムスタンプを追加して、Google Earthの時間スライダー機能と連携。
  • カスタマイズ可能なアイコンとスタイル: アイコンのサイズや種類、線の色や太さを調整。
  • 動的な高度データの可視化: 高度情報を含む場合には地形と連動した立体的なラインを表示。

実行方法

使用するPython環境に必要なライブラリ(simplekml)をインストールしてください。

pip install simplekml

プログラム(generate_kml.py)とデータ(data_gps.csv)をダウンロードして、Pythonのプロンプト上でそれらを保存したディレクトリに移動して、以下のコマンドを実行します。

python generate_kml.py

コードを実行中、以下の情報を順に入力します。未入力の場合は()内のデフォルト値によって元ファイルと同名のKMLファイルが作成されます。

  • ファイル名(拡張子CSVを除く、例: data_gps
  • Trackの太さ(デフォルト値:3
  • Trackの色(yellow
  • Pointの大きさ(0.4
  • Pointの色(red

(base) D:\>python generate_kml.py
Trackの太さを入力してください(デフォルト: 3):
Trackの色を入力してください(デフォルト: yellow):
Pointの大きさを入力してください(デフォルト: 0.4):
Pointの色を入力してください(デフォルト: red):
KMLファイルの作成が完了しました。出力ファイルは 'data_gps.kml' に保存されています。

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