BiP Up 2024 進捗報告会(10/11)の案内

BiPの普及に際して、 広くバイオロギング研究を募集して、データロガーを無償提供する「BiP Up」を立ち上げました。2024年度には6名の若手研究者が採択され、2025年3月に対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式にて研究計画の発表会を実施しました。その様子はBiP Helpサイトにおいて報告しています。

今回、第20回日本バイオロギング研究会シンポジウムのワークショップ(10/11)において、採択者のうち4名が実際に進めてきた研究の経過を報告します。発表者はいずれもバイオロギング研究に新しい視点を持ち込みつつ研究を進めており、今回の報告は、幅広い意見交換を通じて研究の深化とネットワーク形成を促すことが期待されます。

プログラム:10月11日 16:00~18:00

16:00–16:20 ワークショップ趣旨説明・BiPの進捗状況

16:20–17:40 BiP Up 進捗状況報告(質疑込み各20分)

鎌田真壽(東京大学大学院):オニヒトデはいつサンゴを捕食するのか? -室内実験と野外観察で迫る-

堀口祐輔(東京海洋大学大学院):「コイ農法」におけるコイの水田への適応戦略

井上巨人(神戸大学):ウミガメの目線から探るEnrichment Deviceの効果

大谷健太朗(神戸大学大学院):ニホンイシガメはいつ・どこで産卵するのか?

17:40–18:00 全体討論およびBiP新機能紹介

本ワークショップを通じて、若手研究者の育成とバイオロギング研究の裾野拡大を図るとともに、得られたデータのBiPを通じた公開・共有を推進します。また、来年度以降も本プロジェクトを継続し、国内外の研究者がバイオロギングに取り組む環境をさらに整備していく予定です。シンポジウムでの対面開催以外にもオンラインでの参加も可能です。オンライン参加を希望される方は以下の入力フォームからお申し込みください。

入力フォーム https://forms.gle/BjyrrbNTH32n16cQ8

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